マイセン花絵付けのスペシャリストでもあり、画家でもあるステフェン・ミコッシュ(Steffen Mikosch)によるアトリエ作品
一点ものの大型陶板画が入荷いたします。
印象派的タッチで独特の作品を残しているステフェン・ミコッシュ(Steffen Mikosch)
マイセン磁器においては花絵のスペシャリストとされ、アトリエ作品(特注)やウニカート(一点もの)を中心に活躍しています。
画家としても有名で世界中に同氏作品のファンが存在いたします。
今回入荷作品は1998年頃、同氏のアトリエ・ウニカートとして制作された陶板画で、一辺が各35センチ越えの大型プラークとなります。
写真を見ていただければ一目瞭然ですが、一般的なマイセンフラワーやブーケとは趣が異なり、見るからに一点制作品としての特別感があります。
印象派的花絵付けではブラウンスドルフ(Julius Eduard Braunsdorf 1841-1922)が有名ですが、こちらは油絵調のコッテリとした趣が特徴です。
マイセン花絵付けは遡ると、マルコリーニの花、旧画法ブーケ、FFブーケ、そしてブラウンスドルフなど、どちらかというとコッテリとした濃いめの色合いで、しっかり書き込まれてる艶やかな作品が殆どですが、当作はそんな印象派的花絵付けの中でも清楚な水彩調作品です。
高難度絵付け技法の「暈かし」をふんだんに取り入れ、華やかな中にも上品さがうかがえる現代マイセンアートワークです。
ご期待ください。
6/6 写真を更新いたしました。実際の作品です。