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特集第五回 マイセンの等級にまつわる世界


不定期で特集記事を書いておりますが本年第一回目…やはりサボりすぎでしょうか(;^_^A

今回はマイセン磁器の等級についてお話ししたいと思います。

上記は各時代のおもだった双剣マーク(マイセンマーク)です。

この双剣マーク又はその付近のキャンセレーションマークとも言うべきスクラッチが無いものが一級品となります。

これはもう皆様ご存知の通りだと思いますが、実はドイツマイセン磁器本社ではこの等級については一切コメントしておらず、何が一級で何が二級なのかはあくまでも市場の推論的な位置づけです。

実際はこの推論が正論で、マイセン磁器の価値を決定する最も大きな要素です。

一級品には他に「繰り上げ」というものがありまして、ドイツマイセン磁器において二級品だったものを手直しして一級品としたものを言います。

マイセン磁器の経営が困窮していた時代に僅かに見られた手法ですが最近は見られません。

上記は全て二級を示すキャンセレーションスクラッチです。

左上が大よそ1815年~1980年の間に使われたスクラッチです。

それ以前の双剣マークには等級をスクラッチするという概念が無かったため、キャンセレーションスクラッチは存在せず、1700年代後半から1800年代初頭の作品にはスクラッチではない等級分けがございました。

下段は1980年~1985年、マイセンの製造年代を示す印に切れ込みを入れます。

右上は今日の二級品にもみられる双剣マーク真下に一本のスクラッチです。

1980年以降のスクラッチは切れ込みが浅く、写真では分かりずらいのが特徴です。

中には触って辛うじてわかる程度の物も存在いたしますので注意が必要です。

上記はスクラッチ3本が三級、4本が四級(社内支給品)というように言われていますが、実際ドイツマイセン磁器本社では両方とも級外品という扱いのようです。つまり製品に値しないということのようです。

内外オークションなどでも見られますが、購入はお止めになったほうが良いと思います。明らかに瑕疵のある作品なので…

意外と知られていないのは上記2通りのスクラッチです。

左は1764年から1938年まで、右はそれ以降の白磁作品(weiß)を意味するスクラッチです。

結果から言って、上記スクラッチを持ち絵付けされている作品は全て「偽物」と判断してよいと思います。

つまり白磁はマイセン磁器の物ですが、絵付けはマイセン磁器ではなく第三者が行ったものを意味します。

Hobby Collectionと記載のある作品も上記と同じ考えです。

ホビーは正に読んで字のごとく「おもちゃ」で楽焼的な感覚の素地であり、絵付けはご自身で楽しんでください。という意味の白磁です。

しかし実際の市場では殆どが2級品として売られているか、人によっては1級または1.5級みたいなことを言って販売している人も見かけます。

Hobby Collectionにアラビアンナイトの粗悪な絵付けをされているものを数十万円で販売している業者さえ存在します。

悪意はなく知らないのかもしれませんが、これはマイセン磁器の作品とは言えず、鑑定などでは偽物として判断されますので要注意です。

最近の白磁作品には全てweißと刻印または釉薬下に書き込みがありますのでわかりやすくなっています。

また右スクラッチ(双剣右側と下のスクラッチ)において、ごく一部の作品はプロトタイプ(または一点もの)としてマイセン磁器が制作した絵付けもございますので完全に白磁の後絵付けとも言えないのが難しい所です。

どうでしたでしょうか??

マイセンは奥深くて面白いですね!多少でもお役に立てたら幸いです。(゚∇^*)

※当店で扱う作品は基本的にすべて一級品です。

というか一級品が現存しないなどの特殊な事情を除いて当店は一級品しか扱わないというのがポリシーですので安心してお買い求めになれます。

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