ショイリッヒ作品の中でも滅多に見ない珍作品
「ビーダーマイヤー・レディ~Biedermeier Dame」
ユーゲントシュテール期の真っ只中、推定1917年原型作品です。
ユーゲントシュテール期の巨匠パウル・ショイリッヒ Paul Scheurich(1883-1945)の作品
原型は1917年と言われておりますが定かではなく、おおむね1917~1919年の間と思われます。
非常に個性的な女性像で実際にモデルがいたともいわれており、その佇まいや装飾においても虚飾を排した正にユーゲントシュテール期美術の王道のようなお人形です。
美術書等で見かけることはありますが、実際にはほぼ流通しておらず、現在は既に制作されていないと思われる希少人形で、高さ約250mm、幅130mmを誇り、一見白磁のように見える女性の肌やドレスの一部にも高難度彩色「暈かし」を用いて立体感や質感を出すなど、極めて手の込んだ作りです。
入荷作品は1940年頃制作の古マイセン、何と完全体です。
ショイリッヒコレクターはもちろんのこと「珍しいマイセン人形を」とお考えの方にはうってつけです。
ご期待ください!
6/18 写真を更新いたしました。実際の作品です。
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