マイセン磁器テーブルウエア、ヨーロピアンスタイルの古典モチーフでマルコリーニ期には既に存在していた「Blumenmalerei in sepia und goldgraviert~セピアブーケ 金彩」
大型総21点フルサービスで近日入荷いたします。
日本で見ることは稀ですが、海外、特にヨーロッパでは絶大な人気のある高額テーブルウェアです。
日本では馴染みの少ないセピアブーケ
画家のJohann Eleazar Zeissigが1775年頃考案した絵付けで、単色技法の「カマイユ」により表現された花絵付けです。
ベースの花絵は通称「マルコリーニの花/Marcolini Malweise」という旧画法ブーケが基となっており、現在のブーケとは趣が異なり、各花が大振りで、ブーケの密度が濃く描かれているのが特徴です。
またふんだんな金彩も特徴の一つです。
葉などに積極的なギルディングを施すことによって褐色系カマイユを写真のように豪華で上質なセピアカラーのブーケに仕上げています。
複雑で高度な技術を要するため極めて高額な作品群で、現在日本ではこのセピアブーケに関しては6名フルセットで購入することは困難であり、カップやプレート単体でも高額ラインとして取り扱われています。
使える美術品、大型兼用フルサービスとして稀有なセットです。
ご期待ください。
5/20 写真を更新いたしました。実際の作品です。