終戦後旧東ドイツ時代、マイセン磁器にひたすら芸術に特化した芸術家集団
「現代マイセン5人組」が誕生いたしました。
5人(故人も含め)すべてが日本でいうところの人間国宝とも言うべくドイツの至宝たちです。
その中心人物、故ルードヴィヒ・ツェプナー(Ludwig Zepner)氏
ウニカート 一点制作物の芸術作品が二点入荷いたします。
上段写真は1996年作Kristall Glasur "CXⅢ" /下段写真は1995年作ZP226
共に故ルードヴィヒ・ツェプナー氏が存命中に制作したウニカート(一点制作芸術作品)です
※ルードヴィヒ・ツェプナー氏詳細につきましては下記を参照ください(ドイツ語)
20世紀後半に誕生したマイセン テーブルウェアの造形の多くが同氏によるものです。 「花の輪舞」「グローサー・アウスシュニット(アラビアンナイト、サマーナイト、ブルーオーキッド、ホワイトレリーフなどのフォームです)」「日本シリーズ(KUMITATEシリーズで日本茶用などのフォーム)」などがその代表として挙げられます。
他方ウニカート(一点もの芸術作品)の制作にも情熱を注ぎました。
「ウニカート」つまり1点ものなので作品集または美術館等の公設展示でしか拝むことができないほど希少性が高く、幻とも言われている作品も多数存在いたします。
特に同氏ウニカートは極めて少ないながら大変素晴らしい作品が発表されていますが、その殆どが一般的には販売されず、ドイツマイセン磁器友の会(Freunde des Meissener Porzellans)を介して世界のごく一部の特権者に渡ってしまっております。
現在においては購入はまず難しく、見るにおいてもギャラリー等の公設展示などでしか見られなくなっております。
特に本二作は1995、1996年制作で同氏の傑作が輩出された時代の作品です。
ごく稀にデパート主催の「マイセン展」などで上客に紹介されるようですが、極めてに高額にもかかわらず、すぐにオーナーが決まってしまうようです。
近日販売予定です。ご期待ください。