マイセン磁器、アールデコ期の芸術作品
「MÄDCHEN mit TRAUBEN~葡萄と少女」
アールヌーヴォー期 ドイツの巨匠、エミル・パウル・ベルナー(Emil Paul Börner 1888-1970)推定1925年作品
”近代マイセンの傑作”この一言だけで十分の作品
近日入荷いたします。
------------------------------------------------------------------------------
※上段、中段写真は実際の作品です。
マイセン磁器の芸術性と技術力を形ではなく”音”として表現した芸術作品
同氏が生涯をかけて取り組んだ「そのものが持つ本来の姿」を追求した作品
世界最高品質のカオリンを同氏の類まれな技術で一切の無駄を省き、最高の音色を奏でるためだけに制作された「歌う鐘」
1450℃という超高音で焼成されたマイセン磁器で制作された鐘は澄み切った、世に二つとない素晴らしい音色を奏でたと言います。
この偉業は同氏の哲学と技術力、芸術性があって初めて成し遂げられたと言われており、同氏以外では不可能であったとも言われています。
------------------------------------------------------------------------------
ご覧の通り、大変インパクトのある作品
近代マイセン、数あるアートワークの傑作です。
同時代活躍したパウル・ショイリッヒとは近代マイセンの二大巨匠と称され、現在においてもその作品群は数あるマイセン人形の中でも”高額作品”として名高い物ばかりです。
当該作品は同氏の代表作で
「少女は愛に満ちた人生を歌い、摘み取った葡萄を贈る」
この一節を形として表現した作品です。
虚飾を排し、素地の質、造形の魅力、繊細かつ大胆な彩色など同氏の哲学がそのまま表現された大作です。
サイズは高さ280mm、幅で220mmを超える大型作品
日本未発売、更にドイツマイセン磁器本社以外の作品リストからも外されているようで、恐らくもう購入できないのではないかと思われます。
更に入荷作品はマックス・アドルフ・ファイアファー期(1924-1933)制作の双剣マークなので同氏が存命中、初型を起こした正にその時代の作品
オリジナル時代の作品です。
当然ですが、今後の入荷は出来ません。
極めて稀有な近代マイセンの傑作です。
ご期待ください
1/16 写真を更新いたしました。実際の作品です。