マニアックな作品です。
ワトー(Antoine Watteau 1684-1721年)絵のテーブルウェアはマイセン磁器の中でも最高峰のひとつで古典代表作ですが…
黄肌、ワトー多彩色、四つ葉フォーム、さらにはトリオ
これ以上望むことのできないレベルのカップです。
マイセン磁器 ワトー Watteau
1741年、ロココを代表する画家、アントワーヌ・ワトー(Antoine Watteau 1684-1721年)のエッチング(銅版画)を基に王室の命を受けたヨハン・グレゴリウス・ヘロルト(Johann Gregorius Hoeroldt 1696-1775)が完成させた超難技法
マイセン磁器最高峰絵付けと言われています。 短い時代に花開いたロココ宮廷文化の代表的な芸術品、華やかで甘美な世界観があり、絢爛豪華な作品です。
このページをご覧になる方には説明不要かと思いますが、この黄肌地(浅黄色)のタイプは世に出る大半の作品が二級以下の扱いです。
この黄肌は磁器への定着が難しく、歩留まりが極端に悪いからと言われております。
更にワトー多彩色 、複雑な金彩、四つ葉フォーム、トリオと上げたらキリが無いぐらいレアなカップセットです。
ワトー画はカップ2か所、ソーサー2か所、デザートプレート中央に大きめな画が1か所、合計五か所も描かれております。
現在では絶対に制作できないマイセン磁器アンティークとして一流のトリオです。
乞うご期待!!