マイセン人形、ネオ・アールヌーヴォー様式の超レア作。
ジェイコブ・ウンゲラー(Jakob Ungerer 1840-1920)ユーゲントシュテール期を代表するビッグネームによる作品。
「猫を抱く貴婦人像~Lady looking down at cat」
作品が近日入荷いたします。
※上段写真は実際の作品、中段白黒写真は真贋判定などにも用いられる「Meissen Collector's Catalogue」
からの抜粋、下段写真は作者肖像写真です。
※ジェイコブ・ウンゲラー(Jakob Ungerer 1840-1920)につきましては以下Wikiをご覧ください
ユーゲント・シュティール期のビッグネーム、ドイツ彫刻家のジェイコブ・ウンゲラー(Jakob Ungerer 1840-1920)による作品
同氏の作品は特に古典の沿った超大型彫刻が有名で、ドイツ国内の公的機関(市庁舎や国のの施設)等に存在し、作品によってはドイツの文化財等に指定されています。
一方マイセン磁器で同氏の作品は数作品しか存在せず、極めて希少な作品とされています。
現在確認されているのは農婦三部作とナポレオン装束の紳士と淑女(※1)、それと本作の「猫を見下ろす貴婦人象」しか確認されておりません。
※1、諸説あり、ハインリッヒ・ゲルシュ作とも言われていましたが、近年ウンゲラー作品とされています。
同氏作品群はいわゆるシリーズ(寓意やペア人形)ものが大半で、単体で飾るタイプの作品は本作のみとされています。
そのため、希少とされるウンゲラー作品の中でも特に珍重され、高額な取引がなされています。
本作は制作期間が非常に短かく極めて少数だったようです。また現在は既に制作されていないこともあり、市場で見つけることは極めて困難とされています。
やわらかく優しい表情やしぐさのお人形ですが、単体人形然とした上品で華やかなオーラを持ち合わせ、一目で特別感のある高額作品と分かるマイセン人形です。
乞うご期待!
10/22 写真を更新いたしました。実際の作品です。
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