現代マイセン最高峰「アラビアンナイト」作者である故ハインツ・ヴェルナーによる考案絵付け
まず市場には出ない希少作で、正に知る人ぞ知る超高額作品
使える芸術作品「SWaldlaub malerei~森の木の葉の絵付け」グロッサーアウシュニット 大型フルセット
恐らくフルセットとしては現存する最後の一作が入荷いたします。
知る人ぞ知る超希少作品
現代マイセン五人組、H・ヴェルナー氏により考案された極めて稀有な作品です。
作者H・ヴェルナー氏は言わずと知れた現代マイセン五人組の一人で画家、マイセンの代表傑作と言われるアラビアンナイトやシェイクスピアの真夏の夜の夢などの作者です。
フォームは現代マイセン五人組のもう一人、L・ツェプナーによる名作、Form No,23 Grosser Ausschnitt(グローサー・アウスシュニット)が採用されています。
1974年、マイセン磁器は器型「グロッサー・アウシュニット」をライピチヒメッセで発表しました。
このフォルムに「アラビアンナイト」や「真夏の世の夢」の装飾を付けたのですが、これと同時にハンティングをテーマにした「狩猟」という大規模なサービスが発表されました。
「森の木の葉の絵付け」はこの狩猟の舞台である自然~森だけを表現する装飾であり、ドイツの手つかずの自然を象徴的に表現しています。
木の葉の深いグリーンは釉薬の下に付けられた濃い緑色で、これは型紙によって素焼きの磁胎に塗布されますが、この絵付け方法は、マイセンの代表作である「葡萄の葉」に由来するものです。
また枝を描いた黒色もイリジウムブラックと呼ばれる釉下の絵付けです。この後、釉薬をかけて本焼成し、上絵付けで緑・黄・茶などの彩色を施していきます。
森での四季の移ろいを再現し、彩度を抑えた色彩なので一見地味に見えますが、肉眼で見るとその存在感に圧倒され、一目で特別な作品とわかります。
本作は、まずヴェルナー愛好家やコレクターでも見たことある方はいないのではないか?と思われるほど珍しい作品です。
現在では制作されていないようなのでフルセットでの購入できる機会はこれが最後と思われます。 入荷予定作品はドイツマイセン磁器販売店系列ギャラリーにおいて展示されてい作品で当然完全な状態です。
アラビアンナイトなどヴェルナー作品にご興味がある方、ご期待ください。
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